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カイツブリのヒナの成長記録

2024年春、中島公園の菖蒲池にカイツブリが現れ、6月ヒナが5羽生まれました。
ヒナの成長の様子を紹介します。

札幌中島公園ですくすく育つカイツブリのヒナ5羽です(2024年6月23日撮影)。

ヒナ誕生〜10日目

中島公園の菖蒲池に現れたカイツブリが巣作りを開始しましたが、抱卵するまで何回か移動していました。
6月7日朝、巣の中にヒナが生まれていました。中島公園でカイツブリのヒナがかえるのは珍しい(初めて?)様です。

【抱卵】
 6月に入り、カイツブリが菖蒲池の島の茂みの中に巣を作り、抱卵していました。
 巣は、観察出来る場所から50mほど距離があり、日々望遠レンズで観察していました。写真は6月2日に撮影したものです。

6月7日 [初日]

【ヒナ発見】
 巣の中でヒナが動いていました。卵らしきものも2個写っています。

6月8日 [2日目]

 ヒナは3羽以上いる様です(ヒナの口ばしが3つ写っています)。
 親鳥は交代で、巣を守っていました。抱卵が続いているです。もう一方の親鳥は、菖蒲池を泳ぎまわり餌(主に小魚)確保をしています。

6月11日 [5日目]

 ヒナが5羽写っています。
 ヒナは茂みから出て来ないので、何羽いるか正確にカウントするのは難しい状況です。

6月12日 [6日目]

 ヒナが、何度か茂みから出てきました。
 親鳥の背中に乗っているヒナもいますが、自分で泳ぐヒナもいます。
 巣の近くをウロチョロして、しばらくすると巣に戻っていました。

6月13日 [7日目]

【ヒナは5羽】
 何度かヒナが茂みから出てきました。ヒナが5羽いるのを確認出来ました。

6月14日 [8日目]

【札幌祭り初日】
 祭りでかなりの人出があり、菖蒲池のボートも沢山出ていました。
 ボートが頻繁に巣の近くを通るので、ヒナは 茂みからあまり出てきませんでした。

6月15日 [9日目]

【札幌祭り2日目】
 ボートが頻繁に巣に近づくので、都度カイツブリ一家は茂みの奥に避難します(ボート客の中には、水草をかき分けて、カイツブリを見ようとする人もいる)。
 ボートが近くにいない時、少しの間ですが、ヒナが茂みから出てきていました。

6月16日 [10日目]

【札幌祭り最終日】
 朝、ボートが出る前に撮影しました。少しの間、ヒナ4羽が茂みから出てきました。

11日目〜20日目

菖蒲池のボートが近づくと、カイツブリはヒナを連れ、茂みの中に隠れていました。茂みをかき分ける人もいましたが、ヒナ5羽は無事成長しています。

6月17日 [11日目]

 祭りが終わり、ボートが巣に近づく頻度が減り、巣から20〜30m離れたところまで、親子で泳ぐ様になりました。
 大きいヒナと小さいヒナは、倍半分の差がありました。

6月18日 [12日目]

 時々、ヒナ5羽と親鳥が菖蒲池の中をチョロチョロ散策していました。
 身体の大きなヒナは、親鳥の背に乗らなくなりました。

6月19日 [13日目]

 時々、ヒナ5羽と親鳥が菖蒲池の中をチョロチョロ散策していました。
 身体の小さなヒナも親鳥の背に乗る頻度が減ってきました。

6月20日 [14日目]

 14:00、巣はもぬけの殻でした。
 周辺をを見渡しても姿はなかったので、引越したのかなと思いましたが、15:40、親鳥2羽とヒナ5羽が巣に戻って来ました。

6月22日 [16日目]

【引越し】
 カイツブリ一家は、ヒナが孵った巣@から、昨日(6/21)向いの島へ引っ越した様です(巣A)。 
 巣Aは茂みの際(きわ)にあるので、見やすくなりました。

6月23日 [17日目] AM

 10:40、ヒナ5羽が巣Aの上に勢揃いし、親鳥が餌を持って来るのを待っていました。
 12:50、巣Aを確認したところ、もぬけの殻でした。

6月23日 [17日目] PM

 14:00、カイツブリは、全員巣@にいました。
 ボートが頻繁に巣に近寄るので、茂みで少し見づらい「巣@」に避難したと思っていました。

6月24日 [18日目] AM

 9:30、カイツブリの一家は、新たな場所に移動していました。
 ヒナ5羽も大きくなってきたので、活動範囲が広がってきました。

6月24日 [18日目] PM

 13:30、カイツブリは巣Aにいました。直前まで巣@にいた様です。
 巣Aに引っ越したと思っていましたが、ヒナの行動範囲を広げてる為、拠点を幾つも作っている様です。

6月26日 [20日目]

【全員集合】
 親鳥2羽とヒナ5羽で、菖蒲池をウロチョロしていました。

 巣@ : 抱卵し、ヒナが生まれた巣
 巣A : 6月21日に引っ越した巣

21日目〜

ヒナ5羽は徐々に行動範囲を広げ、すくすくと成長しています。

6月27日 [21日目]

 バラバラに菖蒲池をウロチョロする様になったので、ヒナ5羽が揃ったところを撮るのが、難しくなってきました。
 一時、ヒナ5羽が巣Aに揃ったところを何とか撮れました。

6月28日 [22日目]  カイツブリ一家は、巣Aを中心に菖蒲池をウロチョロしていました。
6月30日 [24日目]  今日も巣Aを中心に菖蒲池をウロチョロしていました。
7月1日 [25日目]  大きめのヒナ3羽で、巣から離れたところまで出掛けていました。
7月2日 [26日目]

 午前中は、巣Aを中心に菖蒲池の中をウロチョロしていました。
 親鳥は、巣@と同じ島に新たな巣作りを始めました(巣B)。

7月2日 午後

 午後、カイツブリ一家は、巣からかなり離れた花月(お店の名前)前の島にいました。
 夕方、みんなで巣@に戻ってきました。

7月3日 [27日目]  朝、ヒナ5羽は、巣Aにいました。
7月3日  昨日(7/2)から作り始めた巣Bが、巣らしくなってきました。巣Bは巣@と同じ島の反対側にあります。
7月3日  手伝っていたヒナが巣Bの上に乗っていました。この後、ヒナ5羽が巣Bに集まりました。
7月4日 [28日目]  昼前、カイツブリ一家は、巣Aにいました。
7月4日

 昼過ぎ、みんなで菖蒲池の中をウロチョロしていました。
 15:00過ぎ、一家は巣Bに集まっていました。

7月4日  夕方、巣Bの上に大きめのヒナが載っていました。抱卵の真似事かな?
7月5日 [29日目]

 巣Aや巣Bを拠点に、菖蒲池の中をウロチョロしていました。
 小さめのヒナも、菖蒲池のあちこちで見掛ける事が多くなっています(写真は巣Aの前です)。

7月6日 [30日目]

 朝、菖蒲池の中をヒナ5羽(+親鳥)で、ウロチョロしていました。
 大きなヒナは、1羽でチョロチョロすることが多くなりました。

7月7日 [31日目]

 朝(10:56)、カイツブリ一家は全員日本庭園の池にまで足を延ばしていました。
 マガモ5組目(ヒナ4羽)がこの池にやって来て、カイツブリの親鳥1羽とヒナ1羽と鉢合わせしました。
 マガモ母鳥は、カイツブリを一喝しました。

7月7日

 その後、マガモの親子はカイツブリのヒナ4羽と親鳥の前を通り過ぎました。
 写真右端に親鳥が、ピントは合っていませんが、水草の後ろににヒナ4羽がいます。

7月10日 [34日目]

 ここ数日、カイツブリは巣に戻ることが少なくなり、菖蒲池の中を自由気ままに動き回っています。
 巣Bの上に大きめのヒナが載って、抱卵の真似事をする姿も見られなくなりました。

7月13日 [37日目]

 カイツブリの親子は、「1羽で単独行動」や「数羽でウロチョロ」したりと、自由気ままです。巣に勢揃いする事もなくなり、なかなか全員の集合写真が撮れません。
 この写真は、ヒナ2羽が数回飛び立つ練習をしてるところです(それとも、じゃれているだけ?)。

7月14日 [38日目] カイツブリの一家は、花月(お店)の前を泳いでいました。ヒナ5羽と親鳥1羽が写っています。もう1羽の親鳥も少し離れたところにいたので、一家7羽全員元気なことを確認出来ました。

 巣@ : 抱卵し、ヒナが生まれた巣
 巣A : 6月21日に引っ越した巣
 巣B : 7月2日から作り始めた巣

マガモが、カイツブリの巣を占拠

6月26日、マガモがカイツブリの巣を一時占拠しました。争いにはなりませんでしたが、ビックリです。

13;43、マガモのメスがカイツブリの巣@に現れ、上に乗りました。カイツブリは慌てて巣の外に逃げました。

マガモは1度巣から降りましたが、13:44、再度巣に載りました。カイツブリのヒナが茂みの外に逃げてきました。

マガモは巣を離れましたが、カイツブリはこの巣に戻りませんでした。 用心したのか、カイツブリの一家は、この後、巣Aへ移動しました。