Welcome to FM gallery

チビ太物語

「チビ太物語」は、迷子のヒナが別の家族に紛れ込んで生き延びたお話です。
状況から推定し、物語調にまとめたものです。思い込みを抱えたまま仕上げたので、事実とは異なる部分もあるかもしれませんが、是非御一読ください。

 

【チビ太物語 序章】
@6月7日、中島公園にオシドリのヒナ13羽の「2組目」が現れました。6月8日、ヒナは12羽に減りました。

6月7日、ヒナ13羽(2組目)が現れました。 6月8日朝、ヒナは1羽減り、12羽になりました。

A6月18日、ヒナ8羽の「3組目」が現れましたが、これ以降見掛ける事はありませんでした。

6月18日、ヒナ8羽(3組目)を見掛けました。

ヒナ8羽を引き連れた母鳥と出会いました(数名の目撃情報あり)。
その後、見掛けることも目撃情報もなくなったので、菖蒲池に居づらくなり、一家で引っ越したのだと思います。

チビ太物語 本編

オシドリのヒナ2組目(6月7日出現)に、二日間(6月21日、22日)、別の家族のヒナが加わりました。

6月21日7:46、2組目のヒナは12羽でした。

2組目を初めて見た時(6月7日)、ヒナは13羽でしたが、翌日12羽に減っていました。その後、この時まで12羽でした。

2分後(7:48)、ヒナが13羽に増えていました。よく見ると母鳥の左に明らかに小さいヒナ(仮名:チビ太)がいます。
別の家族のヒナが紛れ込んだ様で、母鳥はチビ太を追い出そうとして、口ばしで突いていました。

8:00、チビ太は母鳥の上に乗っていましたが、この後、自分の家族ではないことに気付いた母鳥に振り落とされました。

母鳥はチビ太を元の家族に返そうとしたのか、何度も突いていましたが、この写真(8:55)の通り、他のヒナはチビ太と仲良くしていました。
チビ太は母鳥に突かれながらもめげることなく、この集団の中に居続けました。根性あっぱれ!!

母鳥に冷たくされながらも、けな気に耐えるチビ太の根性に折れ、母鳥は家族と認めた様です。
この写真(9:35撮影)は、集団からはぐれたチビ太を呼びに行ったところです。この時、口ばしで突くことはありませんでした。

母鳥がチビ太を家族と認め、チビ太をみんなのところに連れ戻すところです(9:40撮影)。良かった、良かった!!

9:50、母鳥が認めたことで、チビ太は集団に溶け込んでいました。
6月18日、ヒナ8羽を引き連れた母鳥(3組目)と出会いましたが、その後、見掛けていないので、3組目が引っ越した際、取り残されたのかもしれません。周辺にチビ太の母鳥らしきオシドリはいなかったので、この集団で生き延びて欲しいものです。

 

6月22日8:40、チビ太はすっかり2組目に馴染んでいました。この集団を見掛けた人が、1羽だけ小さいので不思議がっていました.。

6月22日8:50、チビ太は周りのヒナに比べるとかなり小さいのが判ります。チビ太を見掛けたのはこれが最後でした。

 

6月23日9:15、チビ太はいませんでした。2組目は元の12羽に戻っていました。噂では、前日(6/22)元の家族のところに戻った様です。

チビ太物語 後日談

7月12日朝、中島公園の隣にある護国神社の川に、大き目のヒナ3羽と母鳥がいました。
久しぶりなので、ヒナはかなり大きくなっていますが、ヒナの大きさから6月18日に見掛けた3組目だと思います。
ヒナの1羽はチョロチョロしていたので、おそらくそれが「チビ太」だと思います。

チビ太の写真


中島公園のオシドリのヒナです。手前の右側がチビ太です(2024年6月22日撮影)。

 


札幌中島公園のオシドリのヒナです。母鳥の手前がチビ太です(2024年6月22日撮影)。

 


札幌中島公園のオシドリのヒナです(2024年6月22日撮影)。

 


札幌中島公園のオシドリのヒナです(2024年6月21日撮影)。

 


札幌中島公園のオシドリのヒナです(2024年6月21日撮影)。